通販の現場でよく聞く言葉があります。「商品には自信がある」「中身は競合より良い」それでも売上が伸び悩むケースは、決して珍しくありません。このとき多くの企業は、広告費や訴求表現、クリエイティブ改善に目を向けます。もちろんそれらは重要です。しかし、もう一段深く見てみると、別の“盲点”が見えてきます。それが、広報・PRの不在です。通販においてPRというと、「売上に直結しない」「余裕がある会社の取り組み」という印象を持たれがちです。しかし実際には、PRは売上以前の土台、つまり「信頼」と「文脈」をつくる役割を担っています。今回は通販PR設計の盲点についてをお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

どれだけ良い商品であっても、「どんな会社が」「なぜそれをつくり」「どんな思想や姿勢で届けているのか」が伝わっていなければ、顧客は安心して選ぶことができません。知られていない良い商品は、残念ながら市場には“存在していない”のと同じ状態です。
特に近年は、広告を見た瞬間に購入する顧客は減り、「この会社、どんなところだろう?」「信頼できそうか?」と一度立ち止まって調べる行動が当たり前になっています。そのときに、企業としてのストーリーや姿勢が何も出てこなければ、比較検討の土俵にすら上がれません。ここで重要なのが、PRは商品を売るための活動ではなく、企業を理解してもらうための設計だという視点です。
広告が「今すぐ買う理由」をつくるものだとすれば、PRは「この会社なら選んでもいい」という前提条件を整えるもの。両者は役割がまったく異なります。にもかかわらず、多くの通販企業では、「PRの目的が曖昧」「発信内容が場当たり的」「担当者すら決まっていない」といった状態のまま、後回しにされています。その結果、広告効率が落ちても“なぜ効かなくなったのか”が見えづらくなります。
PR設計とは、派手なメディア露出を狙うことではありません。自社は何者で、どんな価値を提供し、どんな顧客と長く付き合いたいのか。それを一貫した言葉とストーリーで、継続的に伝えていくことです。通販の成長が鈍化したとき、「商品」や「広告」を疑う前に、そもそも自社は、きちんと“知られる努力”をしてきたのか。この問いに向き合うことが、次の成長への入り口になるのかもしれません。売れないのは、悪い商品だからではない。知られていないだけかもしれない。その可能性を、いま一度見直すタイミングが来ています。自社の運用状況はいかがでしょうか。まずは一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
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