2024.02.28 10:35

通販企業はなぜ会報誌を発行するのか

通販ではスタンダードなCRMとして使われている会報誌。デジタル中心に移行している時代になぜ手間暇かけて紙メディアの会報誌は発行されているのでしょうか。そこには顧客とのコミュニケーションに必要なあるものが詰まっています。今回はそんな通販企業における会報誌についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

現在の通販業界では何かしらの会報誌(会員誌)を発行するのは、CRMを行う上で基本的には必要であるとされています。ただし新規獲得メディアが電波・紙媒体からWEB媒体へ急速に移行していることや、業界全体に広がる競合増加による新規獲得効率低下の影響で、数年前と比べ、企画ボリュームがコンパクトになったり、発行月を絞ったりと形は変わってきているのがトレンドです。

しかし顧客育成・コミュニケーションという面で、保存性のある冊子はやはり数ある販促の中でもアドバンテージが高いとされ、継続的に実施されています。CRMを行う上では今も最重要なポイントなのに変わりはありません。

これは会報誌が通販企業の「カルチャー」そのものと言えるからです。

分解すればその通販企業の全てが分かります。顧客とどう向き合っていこうとしているのか、どのようなバリューを提供できるのか、今力を入れていることは何なのか。こういったことを立体的に顧客に伝えるためのハブとなる媒体は紙(会報誌)が向いています。通販企業における付箋紙付きの辞書のような役目を持ち、開けばいつでも多面的にアプローチ可能で、情報の深掘りをWEBに任せれば相乗効果も上がるツールだからです。

自社の会報誌の運用状況はいかがでしょうか。会報誌は今のトレンドにあった形になっていますでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。

ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブランディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net/

関連記事

話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)とは
2022.01.22 08:25
近年、通販マーケティングの世界でも何かと話題の「DX」。DXは「デジタルトランスフォーメーション」(Digital Transformati…
通販商品の開発手法のトレンド
2021.01.31 07:21
様々な通販商材が市場に投入され商品の差別化を考えるのは必須ですが、そんな中、通販の商品開発シーンで再注目されているのが、単品リピート型とブラ…
高齢化の加速とファンマーケティングの重要性
2022.06.08 17:22
日本は今後10年の間にさらに高齢化が加速するのは周知の事実かと思います。人口動態が大きく変わり、消費トレンドも変わる中でも通販事業に参入する…
円安による通販ビジネスへの影響と対策
2022.11.22 17:14
現在、世界的な経済成長の不透明感が影響し、急速に円安が進んでいますが、通販にもその影響が出始めています。原材料の価格高騰による仕入費用の増加…


ダイレクト・ラボでは通販会社様のCRM設計、広告企画、ブランディング
コンサルティングのサポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

pagetop