2025.06.20 14:20

ROASのUPはCRM前提で広告を組むこと

通販広告のパフォーマンスがどうにも伸び悩む、またクリエイティブを見直してもなかなか改善がみられない、そんなお悩みをよく耳にします。ROAS(広告費用対効果)を改善するために、LPを何度もABテストしたり、媒体配信の最適化を繰り返したり。もちろん、それらは大事な打ち手。ですが、どれだけ広告運用を精緻にしても、「広告そのものの設計思想」がズレていれば、ROASはいつまでもUPしません。今回はROASのUPはCRMの関係についてをお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

ROASがUPしない、その本質的な課題は、広告をCRM前提で設計していないことにあります。これが、今多くの通販会社がハマっている「広告は出しても儲からない」構造の根っこにあるのです。たとえば、LTVが3万円の商品を扱っている会社が、1件の新規獲得に1万円をかけても、それは「将来的に利益が出る設計」になっていれば問題ありません。しかし現実には、多くの会社が短期黒字を前提に広告を組もうとしてしまい、結果として「刈り取り型広告」に偏ります。すると、CVRを高めるために訴求が過剰になり、初回購入者の質が悪くなり、その後のCRMで育たない、という負のスパイラルに陥っていきます。

視点を変え、広告は「リストを手にすること」だと定義したらどうなるでしょうか。初回で利益を出すのではなく、CRMで顧客化して回収していく設計に変えた瞬間、広告に求める役割も、LPでの伝え方も変わります。必要なのは「この顧客を、あとで育てられるかどうか」という視点です。通販企業の中でも、広告単体では赤字になっていた会社が、「CRM前提の広告設計」に切り替えたことで、半年後にLTVが1.5倍に伸びたケースもあります。広告訴求はあえてライトにし、CRM側で教育コンテンツを送り、ステップメールでリピート導線を作り込みました。すると、初回購入者の質は上がり、2回目・3回目のリピート率も自然と改善しました。

広告は単体で評価すべきものではなく、CRMとワンセットで捉えるべきです。広告のROASに伸び悩んでいると感じたら、まずはCRMを前提とした広告設計ができているか、自社の仕組みを見直してみてはいかがでしょうか。

ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブランディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net

関連記事

通販でF2転換を促すための大切な視点
2024.07.29 12:12
通販でF2転換を促すための販促はとくにこだわらなければなりません。ここが上手くいけば、長期に渡って顧客と信頼関係を構築することができ、その後…
通販ECにおけるリテラシー格差
2020.10.29 07:56
ネット通販の台頭とともに、スマートフォンでの購買行動が年々増え、その勢いは増しています。ですが通販企業の中にはスマートフォンアプリやそのシス…
令和3年の夏、皆様いかがお過ごしですか
2021.07.20 11:10
 暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでございますでしょうか。ニューノーマルの中迎える夏になります。昼夜の温度差も気になる時期です。…
小さな通販会社の1人3役体制のススメ
2025.08.05 05:56
通販会社の多くが抱える悩みの一つに「人手不足」があります。特に少人数で運営されている会社ほど、ひとりひとりの役割が広がりがちで、現場は常にフ…


ダイレクト・ラボでは通販会社様のCRM設計、広告企画、ブランディング
コンサルティングのサポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

pagetop