通販会社において各種広告・販促企画を立ち上げて実行にうつすのがディレクターと呼ばれるスタッフです。トレンドや社内外の情報に精通し、日々発生する様々な課題の対処と数ヵ月、数年先の企画進行の舵をとる重要な仕事です。今回はそんな通販企業におけるディレクターのプレゼンスについてをお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
近年、円安を背景に、企業の人件費の上昇傾向が高まっています。またそれに加え、働き方改革にともなう残業規制、社内コミュニケーションの変化による技術継承の課題、さらには根本的な人材確保の難易度上昇など、人的リソース分野に関して通販企業も手探りな状況が続いています。そんな様々な状況が絡み、包括的に企画をまとめ、進行指揮できるディレクター系の人材がより育ちにくく、確保できなくなってきている印象です。
通販業界の成長速度と栄枯盛衰は他の業界に比べて圧倒的に早く、経営課題の解決策も複雑化しています。それに合わせ広告・販促のトレンドや手法の移り変わり、ディレクション力の重要性が高まってきています。企画をある一定のレベルで再現するデザイン力、コピーライティング力、分析力など加え、時代の一歩先を読んだ新しい企画の発想提案力が必要な時代です。様々なメディアを横断的に活用し、数字を細かく上げていく知見のいる業務です。通販企業の命運をにぎる仕事といっても過言ではありません。
これら業務の難易度は上がってきていますが、それを担う人材の教育・確保が困難になっている話を多く耳にします。
社内の研修制度活用や部署内コミュニケーションのやり方の刷新、外部協力会社とのアライアンスの見直しなど、できるだけ早くチェックし、今一度自社の企画の中枢を担うディレクターのプレゼンスを見つめてみてはいかがでしょうか。これからの自社の向かう道のヒントがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画～デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典
