2025.03.27 13:56

定期的にSWOT分析を活用して最適化を習慣に

単品リピートの通販業界は現在レッドオーシャンと呼ばれる市場になっています。市場の中で顧客に継続して支持されるのは簡単なことではありません。大切になってくるのは振り返りと修正の繰り返しによる最適化です。そこで王道的ではありますが用いられるのがSWOT分析です。今回はSWOT分析を活用した最適化をテーマにお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

SWOT分析は、事業戦略の立案において、内部と外部の要因を客観的に評価するための手段です。以下4つの項目に自社の現在地を落とし込みます。

●Strengths(強み)・・・

内部的視点に立ち、自社独自の強みや他社との競争優位性をわりだします。簡単に言えば他よりも優れている点の特定です。

●Weaknesses(弱み)・・・

こちらも内部的視点に立ち、自社の欠点や制約を特定します。他社よりも劣っている点を見える化。

●Opportunities(機会)・・・

外部環境の視点に立ち、その環境下で有利に働く可能性があるポイントをわりだします。今後の市場や環境の変化をプラスにしていくための項目です。

●Threats(脅威)・・・

こちらも外部環境の視点に立ち、リスクやスケール化の障害になるだろう点をわりだします。成功を妨げる可能性があるものを指します。

これら4つをマップに落とし込み、現在の自社の状況を見える化するSWOTですが、これをしっかりと更新し、自社の事業において落とし込むことの習慣化が実はとても大切です。トレンドの移り変わりが早い現代において、ビジネスの立ち位置はすぐに変わります。何年も前に作成したSWOTを用い、事業戦略立案をやっているのであればそれは大きな問題です。競合が多くなり、人口減少、少子化、各コストの増大など外部環境が変わる時代の中で、タイムリーにSWOTを更新し、それをベースに自社の事業の建てつけを最適化していくことは現市場において大変重要な意味を持ちます。

まずは自社のSWOT分析が最新のものかチェックすることからはじめてみてはいかがでしょうか。何か見えてくるものがあるかもしれません。

ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブランディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net

 

関連記事

CRMツール制作を進める際の重要ポイント
2024.09.29 09:29
通販の販促を円滑に進めるために必要なのがCRMツールです。商品カタログや使い方案内、購入のお礼状や同梱販促チラシ、会報誌等、多くの販促物の種…
ネット広告の規制強化
2020.09.30 15:29
昨今話題になっているのがネット広告の薬機法違反の問題です。ネ通販系商品の純広告やアフィリエイターによる宣伝記事などで、出稿基準を満たしていて…
新規獲得広告の抱える課題点と今後
2022.09.30 06:43
ユーザーはスマホを通じ、時間と場所を選ばず気軽に買い物ができるようになり、WEBを主体としたネット広告も展開が拡大。多くの企業が通販に参入す…
競争激しい通販市場で選ばれるために
2022.12.20 06:33
通販で新規顧客を獲得するコストは20年前と比較し、約4~5倍になったとも言われています。これは競合他社の増加もありますが、広告媒体の多様化や…


ダイレクト・ラボでは通販会社様のCRM設計、広告企画、ブランディング
コンサルティングのサポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

pagetop